赤ちゃんも子供も快適!エコウィンハイブリッド(Ecowin HYBRID)を使った輻射熱による冷暖房がダントツ一番です!!

2020年4月4日

輻射熱(ふくしゃねつ)という言葉、聞いたことがありますでしょうか。冬に使うオイルヒーターのように、じわじわと熱が伝わってくるのが輻射熱です。オイルヒーターはとても快適なのでわたしも好きなのですが、電気代がすごく高くなりますし、リビングダイニングみたいな大きな部屋だと温める力が足りません。

冬の暖房は、エアコンだと空気がすごく乾燥しますし、温風に直接当たるのも不快です。最近では床暖房が流行っていますが、スイッチを入れてから温まるまで時間がかかりますし、足下の温度だけが高くなるので温度調整も難しく、その上、毎月の電気代がすごく高くなってしまうので、数年もすれば結局使わなくなってしまう方が多いようです。

わたしたちは、注文住宅を建てるとき、夏は涼しく、冬は暖かい、子供も赤ちゃんも快適に過ごせる家にしたいと考え、高気密高断熱にこだわり、熱交換換気システムを取り入れ、限られた予算ではありましたが、できる限りの工夫をしてきました。

ですが、高気密高断熱住宅は、熱を逃さないので冬に強く暖かいのですが、夏は熱を逃さないというポイントが反対に作用して暑くなりますので、暑さへの対応をすることがとても重要になります。

そこで、冷暖房何を使うのが一番良いのか、いろいろ調べた結果にたどり着いたのが、エコウィンハイブリッド (Ecowin HYBRID) という輻射熱による冷暖房システムです。最初は、インターネットで調べても自宅で使っていますといった個人のブログや評判があまり見つからず、使った方がいいのかどうかとても悩みました

わたしたちは、エコウィンハイブリッドを使って1年以上になりますが、快適な空調にこだわるのであれば、エコウィンハイブリッドを使うことを自信を持ってお勧めできます。なので、実際に使ってみてわかった特徴や、メリットデメリットをご紹介したいと思います。

輻射熱で部屋を涼しくするエコウィンハイブリッドは、冬の快適さはもちろん、夏の暑さにとても効果がありますので、高気密高断熱住宅を建てようとする方は、是非とも検討してみてください。

エコウィンハイブリッド(Ecowin HYBRID)の仕組み

エコウィンハイブリッドは、熊本県に本社があるエコファクトリーさんが開発した冷暖房システムです。ひとことで言えば、輻射熱による冷暖房システムということになるのですが、イメージとしては、暖房しているときは大きなオイルヒーターのように部屋全体をぽかぽかと温めてくれて冷房しているときは大きな氷の柱が部屋全体をひんやり涼しくしてくれる、そんな感じです。

どういう仕組みでそういうことができるかといえば、まずは、エアコンの仕組みを知ることが必要です。エアコンは、中に冷媒が流れています冷房のときは冷媒が冷たくなることでエアコン内部が冷やされ、そこを風が通り抜けることで冷たい風が送られてきます。暖房の時はその反対で、冷媒が熱くなることでエアコン内部が暖かくなり、そこを風が通り抜けることで暖かい風が送られてきます。

エコウィンハイブリッド本体は大きなアルミの部品で作られているのですが、エコウィンハイブリッドとエアコンをつなぐことで、エアコンを流れる冷媒をエコウィンハイブリッドの中にも流します。そうすることで、冷房の時はエコウィンハイブリッドの中を冷たい冷媒が流れ、エコウィンハイブリッド本体が冷たく冷やされますし、暖房の時はエコウィンハイブリッドの中を熱い冷媒が流れ、エコウィンハイブリッド本体が暖かくなります。これが、エコウィンハイブリッドによる冷暖房の仕組みです。

エアコンだと、どうしても風で部屋の中を暖めたり冷たくしたりしなければなりませんが、その風に直接当たるととても不快です。ですが、エコウィンハイブリッドは、大きなアルミの板が暖かくなったり冷たくなったりしますが、風は出てきません。暖かくなったり、冷たくなった大きなアルミの板による輻射熱が、部屋全体を心地よく快適にしてくれるわけです。

詳しくは、エコファクトリーさんのホームページで紹介されていますので、気になる方は一度ご覧ください。

https://www.ecofactory.jp/lp2/#hybrid

エコウィンハイブリッド(Ecowin HYBRID)のいいところ

わたしたちの家は、2階にリビングダイニングがあるのですが、キッチンと合わせると約22畳くらいの広さのLDKとなります。しかも、吹き抜けにしているので天井が高く、採光にも恵まれています。しかし、吹き抜けも含めた大きな空間を、どうやって冷暖房すればよいのか、ということが悩みの種でした。

エコウィンハイブリッドの特徴は、大きな空間でも、輻射熱で効率よく部屋の温度が快適にすることができる点ですエコファクトリーさんのホームページのホームページを見ても、体育館や老人福祉施設に導入した実績が数多くありますので、広い場所に入れるのに最適なんだろうと思います。

わたしたちは、部屋の広さからエコウィンハイブリッドのスクリーンタイプを選びました。2019年の3月から新居での生活を始めて1年になりますが、エコウィンハイブリッドの輻射熱冷暖房のおかげで、夏でも冬でもとても快適です。本当に、エコウィンハイブリッドを入れておいて良かったと感じています。

夏にひんやり涼しい、エコウィンハイブリッドは、湿度戻り対策にもなります

エアコンだけで夏を乗り切るためには、20畳を超える広さに対応した、7.1kwという大きなパワーのエアコンが必要となりますし、エアコンの風は不快なので、あまり強くしたくありません。そんなとき、エコウィンハイブリッドであれば、4.0kwという14畳程度の部屋向けのエアコンとエコウィンハイブリッドを組み合わせることで、ほとんど無風でひんやり涼しいお部屋にすることができます。

それに、エコウィンハイブリッドは、スイッチを入れるとあっという間に涼しくなります。エアコンだけだと、部屋全体が涼しくなるまで強風運転でしばらく時間がかかりますので、夏の暑い日など、エアコンを止めて外に出かけるのを躊躇しがちですが、エコウィンハイブリッドはあっという間に涼しくなりますので、こまめに運転を止めて電気代を節約することもできます。

また、除湿能力がとても高いという点もポイントです。エコウィンハイブリッドはアルミの板でできているのですが、全体が冷たく冷やされるため、大きな除湿機みたいな働きで、どんどん湿度を下げてくれます。

高気密高断熱の家だと、熱や湿度がこもりやすくなるという大きな欠点があるのですが、エアコンの除湿機能で除湿をしていても、温度がある程度下がったときにエアコンが止まってしまうのですが、その途端に湿度が上がってムッと暑くなる、「湿度戻り」と呼ばれる現象が起きるようです。

使っているエアコンとの相性もあると思いますが、エコウィンハイブリッドを使っているわたしたちは、湿度が高くて不快になるということは、この1年を通じて全くありませんでしたので、高い除湿能力が役立っているのだと思います。

冬にじんわりと暖かい、エコウィンハイブリッドは空気が乾燥しなくて本当に気持ちいいです

冬の暖房は、床暖房にするかどうかで本当に悩みました。でも、床暖房は、毎月の電気代がかなり高くなるので結局使わなくなるという声を多く聞きましたので、できれば床暖房は避けたいと考えていました。

それで、輻射熱の暖房を探してエコウィンハイブリッドにしたのですが、広い部屋の全体が輻射熱でじんわりと暖かくなって、とても快適です。エアコンと違って風で温める暖房ではありませんので、温風で空気が乾燥するということもありません

それに、スイッチを入れるとあっという間に部屋が暖かくなります。床暖房だと暖かくなるまで時間がかかってしまうのですが、必要なときにすぐ暖かくなってくれるというのは、赤ちゃんや子供がいると、とてもたすかります

毎月の電気代が安くなりました!

賃貸マンションから一戸建てに引っ越すと、家が広くなったり、冷暖房の関係で、毎月の電気代が高くなると聞きます。わたしたちは、70平米の3LDKマンションから、100平米の4LDKの戸建てに引っ越したのですが、高気密高断熱の住宅にしたり、エコウィンハイブリッドを入れたり、電力会社を見直したりと、いろいろ工夫したこともあって、毎月の電気代は安くなりました

2019年の夏は、そこまで猛暑ではなかったと思いますが、電気代が1万円を超える月はありませんでしたし、2020年の冬も、電気代が1万円を超えた月は1回だけでした。たぶん、電気代は2割前後は安くなっているのではと思います。

電力会社を見直したのは、賃貸マンションの時は30Aでの契約だったのですが、一戸建は60Aでの契約になり、東京電力のままだと、基本料金がものすごく高くなってしまったことがきっかけです。

そこで、電力会社の見直しをすることにして、いろいろと比べた結果、基本料金がない楽天電気に変えることにしました。楽天電気は、使った分だけ支払う仕組みなのですが、一戸建てに家族が生活するような環境であれば、同じ量の電気を使っても東京電力より安くなることが多いので、楽天電気はおすすめです。

エコウィンハイブリッド (Ecowin HYBRID) のデメリット

とにかく快適で気持ちの良いお部屋にしてくれるエコウィンハイブリッドなのですが、もちろんデメリットはあります

最初にそこそこコストがかかります

床暖房やオイルヒーターと比べると、毎月の電気代はかなり安くなるのですが、最初にかかるコストはそこそこ必要です。

わたしたちの時は、リビングとダイニングの2カ所に床暖房を入れる費用が20万円でした。そして、20畳を超えるリビングダイニングに必要な7.1kwのエアコン本体が25万円くらいでした。エアコンの取付け料が数万円だとすれば、合計で50万円弱くらいになるでしょうか。

エコウィンハイブリッドだと、エアコン本体は4.0kwのもので十分なので、10万円以下とかなり安くなります。しかし、エコウィンハイブリッドのスクリーンタイプは本体と取付け工事費等で70万円程度になりますので、合計すると、30万円くらいは高くなってしまいます。

最初にかかる費用が高くても、毎月の電気代は安くなります。それに、赤ちゃんも子供も、家族みんなで気持ちよく過ごせる家になりますので、お金を惜しむところではないと思います。

それでも、わたしたちの時は、床暖房を諦めることで、低炭素住宅の認定をとることができました。床暖房はかなりの電力を消費しますので、エコではないんですよね。

そして、低炭素住宅の認定があれば、住宅ローン減税の上限が10年間で最大で500万円100万円のプラスになります。なので、住宅ローン減税のことも考えれば、エコウィンハイブリッドにしても十分元が取れることになりました。

高価な買い物なのに、周りにも使ったことがある人がいないので不安になる

エコウィンハイブリッドは高価な買い物になるのですが、周りには使ったことがある人はいませんでしたので、どのような評判なのか気になります。なので、いろいろと調べてみたのですが、インターネットではあまり一戸建てに入れたときの評判はわかりませんでした。なんとなく良さそうだと思っても、買って良いものかどうかかなり不安になりました。

東京でエコウィンハイブリッドの取り扱いをしているStella(ステラ)さんでは、実際にオフィスでエコウィンハイブリッドを使っています。なので、買うかどうか決める前に、どのようなものなのか見学させてもらいに行ってきました!

http://www.stella.co.jp/eco/hybrid/

触ったり、エコウィンハイブリッドの仕組みの説明を聞いたりしているうちに、これはきっと、わたしたちのおうちでも活躍してくれるに違いないと思って買うことを決めました。そして実際に、今ではなくてはならない快適な冷暖房システムになっていますので、思い切ってエコウィンハイブリッドを選んで良かったと思いました。

まとめ

正直に言えば、安い買い物ではないというのが最大のデメリットなのですが、毎日快適に過ごすことができていますので、絶対に買って良かったと断言できます!使っている人がまだまだ少ないので、あまり口コミや評判は出てこないのですが、一度使ってみればその良さがとてもよくわかると思います。

注文住宅を建てるときには、いろいろなところにこだわりを持って建てることになるのですが、そのこだわりの一つに、是非とも、エコウィンハイブリッドという輻射熱冷暖房を入れて頂きたいと思います。

わたしたちは、ステラさんの営業のご担当さんにお世話になって、2階のLDKと1階の2カ所にエコウィンハイブリッドを入れました

もしご関心があれば、ステラさんに見学に行くときのご相談もお受けしたいと思いますし、わたしたちから紹介しても、ステラさんにどれくらいお安くしてもらえるかは分かりませんが、安くなるようお願いすることはできると思いますので、もしご興味がありましたら、問い合わせ欄からご連絡頂ければと思います。